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Iターン、Uターンなど移住を考えてる人のブログ

東京生まれ、東京育ちの僕が、Iターン移住を検討するにあたっていろいろ調べたことを書いていきます。

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職場を変えず移住的な生活を実現できないだろうか?

鎌倉

プチ移住というのはどうかなって考え始めました。現状の職場を変えずに、移住的な生活を実現する。現実的にはこういう選択をしてる人が多いのかもしれない。もちろん全てをリセットしたい方には向かないわけですが…。

職場まで1時間ちょっとで通えるエリア

僕はいま渋谷が職場なのですが、渋谷まで電車に乗ってる時間が1時間以内のエリアを探すと結構ある。かつ「移住」っぽい生活ができるエリアを考えたところ「鎌倉」というのが浮かんだ。湘南新宿ラインで渋谷〜鎌倉間は55分。アリだ。

鎌倉エリアの住環境は?

日本でも屈指の観光地である鎌倉。自社仏閣、山、海なんでもそろってる。鎌倉駅にはスーパーもあるので普通に生活するには問題なさそう。今回鎌倉の隣駅である北鎌倉の物件が気になったので見に行ったが、結構な山奥でした。いろいろ歩いた結果、山がちなエリアが多く、見た事もないくらい急な階段や断崖の家など間取りだけでは判断できないなと思いました。ただ山は鳥がさえずり、景色も良く、山を降りればそこは海。自然環境は最高でした。また、鎌倉エリアのお店はどれも活気があるように感じました。

引き続き鎌倉移住を検討していこうと思います

今回の鎌倉視察はとても楽しかったので、引き続き検討を続けていこうかと思います。大船や戸塚でもいいかなぁなんて思い始めてきましたが、まずは鎌倉、北鎌倉で。

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移住という選択肢を持ったいきさつ



東京で生まれ、東京で育ち、基本ずっと東京で過ごしてきた僕ですが、なぜ「移住ってのもアリだなぁ」と考えたかをちょっとまとめてみようかと。

港区に住みたいと思ってた独身時代

港区の高校に通っていたのもあり、その頃から港区に対して何となく愛着を持ち始めました。ただその頃は「住むとこじゃないよなぁ」と思っていました。その後、大学を辞めてフラフラしていた期間に2ヶ月だけやった引越し屋さんのバイト時代に「港区に住みたいなぁ」と思い始めました。

バイト先の引越し屋さんは港区が主な活動区域だったので、毎日毎日港区にあるマンションや一戸建てに行きました。港区の高級マンションや外国人向けの天井の高いマンションなどに行くたびに「こういうとこに住めるようになりたいな」と強く思うようになりました。

結婚を機に価値観が変化した

やがて定職につき、ほどなくして結婚をした。奥さんは多摩地区出身ということもあり、鳥や川、木々などが周りにあった方が良いという趣向性を持っていた。結婚して最初に住んだ家は職場から通いやすい西東京市のとある駅の近くで、賃料は安かったが、94平米もある物件で「これは掘り出し物だ!」と即決した。しかし、家自体の出来がすこぶる悪く、いろんな不具合が発生し、また周囲が道路や住宅で自然感があまりない場所だったこともあり、奥さんのテンションが日に日に下がっていきました。

「やがてはどこか都心のタワーマンションに住むってのもいいな」と結婚当初は少し思っていましたが、それよりも奥さんが喜んでくれる環境を用意し、そこで楽しく暮らしてくれれば、僕もその方が良いなと思うようになりました。その西東京市の家は7ヶ月で退去し、前よりかは自然が豊富な場所に引越しをしました。奥さんのテンションも上がったので良かったです。

DASH村みたいな生活

TOKIOがやっている鉄腕DASHでやっていたDASH村。結婚当時から見ていて「あんな暮らしをしてみたい」というようなことを奥さんがポロっと言った。ヤギを飼いたいなども以前から言っていたので、何となくイメージはできた。一戸建てを購入するようなことがあれば、プチDASH村みたいなことができればなと思い始めた。

結婚から数年が経ち、僕の中で「一戸建て」ブームが起きた。一戸建てを購入しようと不動産屋さんと物件を巡ったりしたが、「この先自分の仕事はどうなるんだろう」という不安であったり、「そもそも今探してる条件ではDASH村は実現できない」と思うようになり、突然一戸建てブームは終焉を迎えた。ブームに振り回された奥さんは釈然としない気持ちだったようだ。でも僕はその時、あまり周囲を見れてなかった。

思いきったことをしたくなった

それから数年。僕は転職したりと環境が少し変わった。一応「サラリーマン」ではあるが、以前に比べて格段に自由度が高く、いろんなことができそうな状況になった(資金的には特段以前と変わらずではあるが)。

そんな中、奥さんといろんな話をする中で課題や問題などが出てくるようになり、その対応策を毎日考えるようになった。ある日、仕事帰りに「どこか遠くに移住するとうのもアリだな」という考えが浮かんだ。自然環境、住居環境などなど、問題となっているものを解決するために移住というの選択肢にあるなと思ったんです。今ある手札の中で工夫しても、結局予想の範囲内の対策しかできない。ならば手札を投捨てて、思いきった施策をした方が良いのではないか?と。

家に帰ると奥さんが「これを今日買った」と一冊の雑誌を指差した。そこには「移住しよう」というコピーの『Pen』が置いてあった。そこから実際に移住の可能性を考えるようになりました。

現状は僕が先走っているだけ

たまたま移住特集の雑誌を買ってきただけであり、本当に移住しようとは奥さんは考えてないかもしれない。僕も今すぐどうこうできる状況ではない。ただ「資金がたまったら」とか「何歳になったら」と言ってても実現はできないと思う。移住するかしないか、どこに移住するのか。いろんなことが未知数ではあるが、逆に何でも可能性はあるし、楽しく暮らせる選択肢を用意したいし、選びたいと思ってる。




移住先人気ランキングで大躍進中の移住大国「島根県」の魅力とは?

島根県地図

「住みやすさNo.1」に選ばれた松江市

島根県の県庁所在地である松江市。その人口は20万人ちょっと。20万人がどのくらいか実感ないのですが、東京23区で千代田区、中央区に次いで人口の少ない台東区が約20万人。ちなみに東京23区で一番人口が多い世田谷区は90万人もいます。

まぁそんなわけで非常に人口の少ない松江市。海も近く、市を真ん中で分けるように存在する宍道湖など自然豊かなのは言うまでもありません。また松江城やその城下町風情あふれる武家屋敷など、観光スポットも多い街。経済産業省が発表した「住みやすさNo.1」にも選ばれてる。ただ「ホントか?」と疑問の声もあるようです。

・なぜ!?島根県松江市が全国の「住みやすさNo.1」になったカラクリとは
http://matome.naver.jp/odai/2144860590945764201

・「住みやすさ」1位の島根県松江市 残念すぎる現実とは
http://news.livedoor.com/article/detail/9967297/

給与水準や求人の数などはそもそも期待してはいけないし、夜の街のことなんてどうでもいい話。全ての人が満足の街なんてこの世に無いのです。そんな中、暮らしやすいと思われるいくつかの項目で松江市は上位にあるのは間違いないようです。

島根県が移住に積極的なわけ

人口の減少が激しく、ただでさえ人口の少ない島根県にとっては重要な問題。そこで県外からの移住者を積極的に受け入れる方針を取り、人口の減少を食い止め、活気を取り戻すというのはなかなか良い施策なんじゃないかと思います。

松江市の北、日本海に浮かぶ海士町は人口の2割が移住者とも言います。地方活性化の一つのモデルケースとして参考になる部分は大きいのではないでしょうか。

島根県で人気の移住地域

前述の松江市、海士町を始めとして、県内各地で移住者を受け入れている島根県。都市施設が充実している松江市、圧倒的な自然を感じることができる海士町以外に、出雲市、邑南町など多くの自治体で受け入れを積極的に行っています。

・「邑南町に救われました」。島根にIターンして3年、シングルマザーの”おーなんさん”に、田舎暮らしのリアルを聞きました。(前編)
http://greenz.jp/2013/09/26/ohnan1/

・UIターンを応援します!! 出雲市移住促進住まいづくり助成金の募集のご案内【縁結び定住課】
http://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1441006346334/index.html

島根県のUターンやIターンなどの移住情報サイト

・しまねUIターン総合サイト|くらしまねっと
http://www.kurashimanet.jp/index.html

・いずもな暮らし
http://izumonakurashi.jp/

・海士町への移住をお考えの皆さまへ
http://www.town.ama.shimane.jp/ui.html



「Iターン」が定義するものとは?

九州出身で大学進学のために東京にやってきて、そのまま起業して東京で働いている人とIターンについて話したんです。

僕「最近Iターンに興味あって。九州とか良さそうだなぁって思ってるんです。」

彼「そうなんですね。九州良いですよ。でもそれはIターンって言わないんじゃないですか?」

僕「え?そうなの?東京で生まれ育って、地方に移り住んで暮らすのってIターンでしょ?」

彼「いや、東京で産まれ育って、就職で地方に行くことを指すんじゃないですか?」

こんな会話だったのですが、本当に僕が今検討しているのが「Iターン」なのか怪しくなりちょっと調べてみました。

その結果、最近では就職活動時に「Iターン」という単語がよく出るようで、都会出身者の地方での就職を「Iターン」というような認識を持ってる若者が多いようです。ただ実際は新卒、転職時に地方に行くというタイミング以外での「移住」も「Iターン」に該当すると思いますので、僕が今検討しているのは「Iターン」で問題無さそうです。




テレビ番組で見た移住夫婦の暮らしから参考になるもの

昨日テレビを見ていたら、房総半島に移住した老夫婦何組かを取り上げた番組がやっていました。定年後の移住先として房総を選んだ夫婦達。

自給自足で暮らしながら、週に2、3日はカフェを開いているご夫婦。1日10人限定の500円ランチと紹介されていましたが、それでやっていけるのだろうか?素朴な疑問が浮かびました。

仮にランチ完売で、その他の注文が合計3,000円だとして、週に3回営業とすると、月に9万6千円くらい。毎日完売というわけではないと思うので、ざっくり8万円〜10万円くらいの売上でしょうか。

食材の多くは自分で育てた野菜だと思うのですが、その他の食材も多少はありそう。それに家賃光熱費がかかります。家賃は場合によっては1万や2万なんて物件もあるみたいだけど。少なく見積もっても月に5万円〜7万円くらいは経費でかかるでしょう。そうなるとトントンかちょっと利益が出る程度。

基本は自給自足の暮らしだと思うので、プラスの現金収入はそれほど重要ではないのかもしれません。自給自足プラス貯金、年金等で毎日つつがなく暮らせそうですし。何より番組を見ていて、カフェ運営は人とのコミュニケーション目的が強いなと感じました。コミュニケーションと人との繋がり。それが大事なんでしょうね。

若者のIターン移住とは事情が違いますが、参考になる部分もあるなぁと感じました。