移住前に考えておいた方が良い3つの問題 IターンはUターンと違って基本的には故郷など縁のある土地ではなく、その土地に関しての知識があまりないのが通常だと思います。これまで生活していた土地を離れて、遠くの見知らぬ土地に住むというのはなかなかハードルが高い。移住先についての知識が無い中で、移住するにあたって心配な問題はたくさんありますが、大きな問題としては以下の3つなのではないかと思っています。1.仕事の問題2.住居の問題3.コミュニティの問題1.仕事の問題各自治体の移住支援ページにはまず仕事の情報が書いてあることが多い。生きていくためには働いて収入を得ないといけない。生活のベースはやはりお金なのです。地方では東京などの都市部と異なり仕事の数が少ない。これは事実でしょう。ただ地方ならではの仕事、例えば農業などに従事すれば補助金などを得られる自治体もあります。また最近ではクラウドソーシングなどで生計をたてるという手段もあります。プログラミングやデザインのスキルがあればどこの土地でも食べてはいけるでしょう。そういったITスキルが無い方もライティングのお仕事などもクラウドソーシングにはあるので、頑張り次第ではそれだけで何とか生活することも可能かもしれません。ただ400文字程度の記事1本を書いて100〜200円くらいだったりするので、ライティングだけで食べていくには相当頑張らないといけないでしょう。アフィリエイトでそれなりに稼いでいる人も移住は向いてるかもしれません。2.住居の問題住居の問題も必ずクリアしないといけません。ただ住居に関しては東京などで暮らしてた人には大きな問題ではないかもしれません。賃料も安いですし、数百万円で中古一戸建てを購入することも可能だったりします。自治体によっては何十年か住むと譲渡される制度や移住後数年の家賃補助など様々な支援制度があります。電車やバスの本数が少なかったり、お店や職場までの距離がある場合が多いので車は必要かもしれません。3.コミュニティの問題東京などの都会では人間関係がドライな傾向があります。それに比べると地方は「濃いコミュニティ」があると言えるかもしれません。それが「温かみ」だったりするのですが、そういうのが苦手な方もいると思います。地方だからと言って、必ずしも濃密なコミュニティが存在するわけではないとは思いますが。問題ばかりを考えてもしょうがない移住前に一度はその土地に行ってみて、雰囲気をつかむことは必須だと思います。また移住の先輩の声などを参考にするのも良いでしょう。ただ問題ばかりを考えてもしょうがないので、本当に移住したいのか、どうして移住したいのかを考えて、ポジティブな気持ちで移住を決断したいところですね。 PR http://iturn.blog.shinobi.jp/Entry/1/移住前に考えておいた方が良い3つの問題